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最近は矢口真里のように一日中氷を齧ってしまいます。ここ1週間ほどやってたバイオショック2が昨日終わりました。ファイナルステージ終盤からスタティックのような雑音が音声に混ざり始めるという原因不明のトラブルに見舞われ,エンディングの感動が若干台無しにされた感じではあったものの,概ね苦しかった冒険の日々が報われる満足の大団円でした。今回見たベストエンドの他にあと2種類エンディングがあるということなので,早速2周目に行きたい気分でいっぱいです。

新テーマソングに設定したガーディアンズ4「いつかどこかで。」を口ずさみながら,海底都市を縦横無尽に探索しスプライサーを手当たり次第に殺す充実したプレイスルーでした。単に銃で撃てばいいというのではなく,相手の特性を理解した上で効果的なプラスミドやトニックを使いこなし,罠を仕掛けたり同士討ちを誘ったりセキュリティをハックして味方につけたりなど,いかにクリエイティヴに殺すかという創意工夫のチャレンジが最高に楽しかったです。

今回もやはり金とアイテムを持て余してしまった。スピアガンとか追尾ロケットとかほぼ使ったことがない。新たなボスキャラのビッグシスターがステージごとに登場したり,リトルシスターがADAMを採取している間敵のラッシュを食い止めなければならなかったり,リサーチカメラが写真から動画に変わり撮影後に攻撃してポイントを貯める必要があったりと,やることが増えた分やや難易度が上がった印象ですが,それだけ長時間遊べるようになったのは嬉しかったです。ビッグシスター戦は生き延びることに必死で撮影どころじゃなかったので2周目で頑張ってみたい。

ストーリーは前作同様主体を取り戻す闘いがテーマで,それぞれ政治的なキャラクター付けの為されたラプチャーの支配者たちとのバトルを通じ,イデオロギーと自由意志について議論を展開する刺激的な内容だった。バイオショックは世界観がとても好きなので,1作目の空気を完璧に受け継ぎ新たな物語を語ることでその世界の魅力を更に深めたテイストは続編として理想的なバランスだったし,またいつかここに戻ってきたいと思いました。Bioshock Infiniteも楽しみです。