Prototype

小学生の頃絵日記の宿題でみんながスーパーファミコンとかゲームのことしか書かないので,ゲームの話題が禁止になったことがありました。その教師は人格的に問題があって,理不尽なことばかり言ってヒステリカルに怒るのでクラス全員にもれなく嫌われており,最後の方は学級崩壊みたいになって教室から締め出されたりしていて愉快だった。今では僕もそんな馬鹿な大人の支配から自由になって,好きなだけゲームの話を日記に書けるのは嬉しいことだ。

ここしばらくやってたPrototypeが昨日終わりました。素晴らしい作品だった。ラスボスとの決戦はここしばらくなかったほどエキサイティングで,航空母艦の甲板上というロケーションもあり,十数年前にスペンサー邸のヘリポートタイラントと初めて対峙したあの夏の日を思い出しました。ゾンビのひしめくラクーンシティを生き延び,悪夢に侵食されたサイレントヒルを脱出したこの俺がこんなことでくたばる訳がない,と自分を勇気付けてこれまで暗く辛い日々を乗り越えてきた。Prototypeもまた,今後の生きる支えになりそうな忘れ難いゲーム体験をくれました。

Infamousに似てるとよく言われ比較対象にされることが多いゲームですが,僕はInfamousも大好きなのでいずれにせよ最高だった。腕を武器に変形させたり,高層ビルの外壁を走ったり,吸収した人間に成りすますといったミュータントアビリティを使いこなす楽しさは,X-Menの一員になれた気分でした。メインストーリーのミッションが終わった今は,スキルをコンプリートするのにあと260万ポイント必要なので,軍を手伝って感染者を射殺する地味な仕事に明け暮れています。色々考え事等をしながら脳に刺激を与えるには最適な単純作業です。Infamous 2は既にトレイラーが発表されていますが,Prototypeも今後の展開に含みを持たせる終わり方だったので続編を楽しみにしたいです。