Racing - Barcelona

リーガ第1節,エルサルディネロでのラシン戦を新鮮な気持ちで見て,開幕戦ってやっぱりいいものだなと思いました。タイトルを争うチームも残留を目指すチームも勝ち点0で並んでスタートラインに立つ気持ち良さに,長いスパンで戦うリーグの醍醐味を改めて感じます。リーガでは序盤と終盤にしか見れない,陽光が差し込むスタジアムの風景に季節感溢れる情緒を感じる。詩心があったら俳句の1つでも詠みたかったところです。

何か初戦の相手がラシンになることって多いような気がするけど多分気のせいだろう。白をベースに緑を小粋にあしらったラシンの1stはいつもお洒落に思えて好きなユニフォームの1つなんですが,今年のモデルは曲線を多く取り入れた近未来的なデザインだった。ディフェンディングチャンピオンを開幕戦に迎えた収容22000人のスタジアムは熱気に満ちており,1つ1つの展開に満場の観衆が沸くテンションの高さが楽しかったです。毎年ムニティスが元気にプレイしているのを見ると嬉しくなる。

試合は3-0で勝利して,理想的なシーズンオープナーとなりました。何よりビジャのゴールが見れたのが嬉しかった。バルセロナでの口座を開設する加入1点目はダニアウベスのクロスにファーサイドからヘッドで合わせた綺麗なシュートで,4000万ユーロの投資が今後生み出すことになる豊かな利益を予感させてくれるものだった。新加入のフォワードはしばらくゴールがないと精神的に苦しくなったりするそうなので,第1節で今季1発目が出たのは良かったんじゃないでしょうか。