The Wizard

リトルビッグプラネット2のトレイラーを見ていて1をまだ途中までしかクリアしてないのを思い出した。可愛いデザインとは裏腹になかなか歯ごたえのある素敵なゲームだ。というか僕はファミコンとか8-bit時代のゲームコンソールにあまり馴染みがないせいか,2Dサイドスクロールのプラットフォーマーというものをちゃんと理解できてない気がします。スーパーマリオブラザーズとかほぼやったことがない。

ファミコンといえばこの前映画『The Wizard』を見ました。色々なレビュー(Angry Video Game NerdNostalgia CriticThe Greatest Movie Ever)等で大まかな内容は知ってたんですが,改めて全編を見られて楽しかったです。パワーグローブとSMB3をはじめNintendoの製品を宣伝するための映画ということで,スクリーンを彩る数々のレトロゲームが放つNES黄金時代の輝きが眩しかった。Video Armageddonの熱狂にはビデオゲームというものが真摯な情熱と純真な驚きで受け取られていた時代の美しさが集約されていました。

最近はClassic Game Roomのレビューとかを良く見ています。シニカルな言説が幅を利かせる時代に生きていると純粋にゲームを楽しんでいた昔のプレイヤーに嫉妬してしまう。同時にハイテクノロジーの時代を謳歌している21世紀の子供たちも羨ましく思います。10代前半とかにブロードバンド接続でオンラインゲームやP2Pのファイル交換を楽しみAKB48を聞きながらコカコーラゼロを飲むみたいな生活を出来たらどんなに素晴らしかったことだろう。28.8kbpsのモデムとかセガサターンとか広末涼子とか中途半端なものしかない悲惨な暗黒時代に思春期を過ごしてしまいました。

The Wizardを見ていてもう一つ改めて感じたのは80年代美少女特有の不思議な魅力です。僕がここ十数年に渡り興味を持ち続けてきた90年代の少女たちとは明らかに違う空気を持っているように感じられるのって,彼女たちがリアルに僕と同世代だからなのかな。今フルハウスの第2シーズンあたりを見ています。ジョディスウィーティンはドラッグとアルコールの依存症に苦しんでいたそうだ。