Anger Management

『Anger Management』というアダムサンドラーの映画を見たらとても面白かった。僕もanger managementの訓練が必要だなと思いました。些細なことにいつまでも怒り狂って生活に支障の出ることが多すぎる。特に僕の場合劇中ジャックニコルソンが言ってたようなexplosiveではなくimplosiveに怒りが内側に蓄積していくタイプで,そういうのって限界に達して爆発したときのリスクが非常に高いということなので,少々のことで無駄に腹を立てない穏やかな人間になれる努力をしようと思います。

映画にはセミナーの参加者役でジョン・マッケンローが一瞬出演しており,現役時代コートでキレまくることで知られていた自身のキャラクターを彼がコミカルに演じている様子は大変可笑しかったです。マッケンローといえばグラウンドストロークが,どこのテニススクールでも初心者に悪い見本として教えるような,フォロースルーのない安定感ゼロのフォームでしたよね。僕は彼からネットプレーのセンスを取り除いて残りを100倍に薄めたような気持ち悪いストローカーなので,インパクトのタッチだけでボールをコントロールするマッケンローの才能には激しく憧れてしまいます。

弟のパトリックもメジャーなシングルスのタイトルこそ無かったもののいい選手だった。兄とは対照的な模範的NCAAスタイルで,地元のファンの声援を独り占めにベッカーと素晴らしい試合をした95年のUSオープンが印象に残っています。