The horror! The horror!

GameCube版『バイオハザード』の素晴らしさに感動しています。グラフィックの美しさもさることながら,このゲームのプロットそのものが持っている構造の完璧さに改めて気付かされた。加えて建物の構造やモンスター,アイテムの配置が変わっていたり,新しいトラップが仕掛けられていたりして,これまで数十回の生還経験で培った自慢の攻略法が通用しないというパニックを通じ,バイオハザードのテーマである「恐怖」というものに改めて出会うことができたのは新鮮でした。大蛇は2階東側のピアノの部屋で出てくるものと決めてかかっていたら屋根裏で襲われて心臓発作を起こしそうになった。硫酸弾も持ってきてないし怖すぎる。迫り来るアンデッドの群れを振り切ってタイプライタールームにたどり着いたときの安堵感も懐かしかったです。

僕はなぜかバイオハザードシリーズに関しては絶対ゼロダメージで行きたいという変なこだわりがあって,初体験の今回は慎重の上に慎重を期すプレーをしているのでなかなか先へ進みません。アイテムボックスの中にはハーブやスプレーが溢れ返っています。GameCubeのコントローラーに慣れていないためにこのゲームの命綱であるフットワークが思うようにならずもどかしい。今はとにかく練習しようと思って,やばいところだけ十字キーを使い敵のいないところはスティックを押して走っています。こういうのって昔ならすぐに適応できたものですが,最近は新しい操作方法に慣れるのが年々遅くなってる感じだ。