Girlfriends!

ザ・シンプソンズの映画でテレビ版と吹き替え声優が違うのが論議の的になっているみたいなことを聞いたときは,そもそもザ・シンプソンズのファンが日本にこんなにいたことが意外だった。200人ぐらいかと思っていました。僕はというとドラマや映画を吹き替え音声で見ることって全然無いんですが,ひとつ例外があって,それは映画『ベビーシッターズクラブ』です。WOWOWがそれしか放送してくれなかったため日本語吹き替え版を,大好きな映画なので何度も見ているうちに,違和感無くそういうものだと思うようになっていた。でもこの前オリジナルを初めて見たら,やはりずっと自然で映画の素晴らしさが一層激しく感じられました。少女の声はやはり本物の響きでしか感じられないセクシーさを持っていますからね。日本語版では何を言ってるのか意味の分からない箇所もあったがそれも解決したし,訳したときになんで間違えたのかも分かりました。レイチェル・リー・クック,ラリサ・オレイニクをはじめ90年代を代表する美少女達がオールスターキャストで全盛期の輝きを見せてくれる,本当に宝石箱のような映画です。『奇跡の旅』とともに,クライマックスでは狂ったように泣いてしまう筋金入りのティアジャーカーでもある。ストーニーブルックって確かニューヨーク州立大学があったところだっけ。ロングアイランド的な温かみに溢れていていい感じの街だなといつも思います。