All the Flowers Are Dying

16時過ぎの交差点を窓から見下ろして長く伸びた影を引き摺って通り過ぎる車の流れを眺めていると、胸が締め付けられるように苦しく泣きそうになりました。8月も半ばを過ぎたこの頃、夏が終わって行く恐怖で発狂しそうです。小学校の頃は夏休みの終わりが近づいてもちょっと憂鬱になるぐらいで済んだものですが、最近はもうこの時期って正気ではいられないぐらい激烈な絶望感に襲われる。少女たちの季節に告げなければならないつかの間の別れは年々辛いものになっていく気がします。今日は何かあらゆる意味で予想を裏切る内容だった菅谷梨沙子2nd写真集を見ながらGather ye rosebuds while ye may, / Old Time is still a-flying: / And this same flower that smiles today, / Tomorrow will be dying.と呟いてしまいました。このロバート・ヘリックの詩はたしかデイビッド・ハミルトンのThe Age of Innocenceとかでも引用されていたような気がしますが、現代の美少女ファンのコンテクストから読んでみるとカーペディエムのテーマが一層切ないものに感じられます。少女Rといえば小川りさの方が最近は気になる存在だ。今月もいつもの雑誌を見ていたらファッションコーナーの他に水族館を訪れてイルカと戯れている特集も掲載されており最高だった。小川りさの可愛さって何なのだろう。この年代を本格的に好きになるのは僕にしてはちょっと珍しいことで、そう考えるとやはり今まで最も愛した小4児童即ち村田ちひろを重ね合わせているのかなとも思います。