What if God was one of us

みなさんの好きなプレイヤーは今年はどこに所属していますか。私はリバウドセラフェレール指揮のAEKアテネでプレーすると聞いて、意外な巡り合わせに感慨を憶えると同時に彼らがバルセロナにいた日々を懐かしく思い返しています。リバウドが長めのシュートを打つ前に前傾姿勢で溜める1秒未満の時間のドキドキする期待感が好きだ。頑なに右を使わず左のアウトでセンタリングを入れたり、速攻のシーンで持ち過ぎて観客に野次られているところなどもらしくていいなとこの前昔のデポルティーボ戦を見ていて思いました。バルセロナファンとしての僕にとってリバウドは常に最も重要なフィギュアの一人でした。日常生活で落ち込んだときや苦境に直面したときなど、フリーキックのポジションに立ったリバウドカンプノウのファンが歌う「Riivaaaldo, Riiivaaaaldo . . .」というチャントを祈るように口ずさんでしまうのは、もうだめだ負けると思った絶体絶命の状況下で前後の脈絡を無視した彼の理不尽なスーパーショットがチームを救ってくれたことが何度もあったからだ。逆にロナウジーニョに対してそういう愛着を感じないのはなぜなのかいつも考えるんだけど、多分それは彼がいい人すぎるってことなんじゃないかと思う。周囲とのハーモニーの中で自分を表現できるロナウジーニョに対し衝突においてそれを行うリバウドは、理解されないsuperiorの苦しみや集団と個の相克、調和という名の抑圧といった僕にとってもサッカーと人生に於いてファンダメンタルなテーマをきわめて悲観主義的な方向性で体現しているように見えて、そんなところに激しい共感を憶えずにはいられない。そんな訳で色々な人のアクセスログRivaldo_es_Diosと刻み付けている毎日です。僕が大場はるか日記とかを登録していたせいで妙なことになって申し訳なかった。大場はるかはあの耳がかなり気になることを除けば特に好きなわけでもないけどこの日の写真には異常にドキドキしました。