My Favorite Things

天才てれびくんFCバルセロナハロープロジェクトに共通点があるとか考えたこともなかったけど、言われてみるとこの3つには僕の中でかなり関連性がある気がしてきた。思えばまいちゃんの潜水艦ウェブサイトを最初に作ったのと、バンガールやリバウドに憧れてバルセロナのファンになったのと、後藤真希の登場でモーニング娘。というものに興味を持ち始めたのって、ほぼ同じ時期なんですよね。99年から00年あたり、20世紀が終わろうとしていたあの頃の僕の精神状態は一体何を欲していたのだろう。メンバーが入れ替わるということは言い替えれば母体が無くならずに存在し続けるということでもある。単純に考えると変化に対する不安が永続性を持つものを選ばせたってことなのかなと思います。ハロプロ天てれはそれぞれアイドルグループ、テレビ番組としてそういうものの平均値から考えれば珍しいほど長く続いていたし、バルセロナも1999年というのはちょうど100周年を祝っていた頃で同じ年にJリーグで消滅したクラブとのコントラストなどもあって、永遠を求めていた僕は外国のクラブにアイデンティティを見出したんだろうと思う。21世紀になってひどいことばかりだったけどこの3つの言説を使って世界を直視しないための精神的な防護壁を作り生きて来られました。こういうのが複数あると一つが駄目になったとき他に逃避できるので理想的です。ハロー!プロジェクトに関しては例の中国人の一件以来何事かを語る意欲を完全に失ってしまったのですが、その後起こった色々なことに巻き込まれずに済んだと言う意味ではちょうどいい潮時だったのかもしれない。でも辻加護のことにしても藤本美貴のことにしても僕にとってはそんなこともあるだろうなって感じで全然許容範囲内のむしろどうでもいい問題なんだ。その前のことに関しては、自分と同じようなリアクションをした人があまり多くなかったことの方が僕にとってはショックでした。何かまた新しい趣味を見つけたい。最近お気に入りのアイドルは松本あやかです。大人っぽい顔と子供っぽい体のアンバランスに篠原麻里を重ね合わせてしまう。