alright alright ok ok

楽しみにしていたDVDが届いたのですが早速見てみると想像していたクオリティとはかけ離れたものでがっかりでした。期待していただけに落胆も大きかった。ていうか買う前に内容を十分確認してなかったのが悪いんだけど。私は衝動買いってあまりしないタイプで、魅力的な商品を前にしてもそれが買うべきものかどうか時間をかけて検討できるし、物欲に振り回されることはあまり無いのですが、そこにセクシュアルなドライブが絡むとそのあたりの判断力が限りなくゼロに等しくなってしまいます。でもそういうところにつけこむ広告ってよくありますよね。雑誌や新聞で見て、自分の趣味でなければこんなの誰が買うんだろうと思う反面、興奮に我を忘れて欲望に抗うことができず注文してしまう人がいるのも分かる。衝動に襲われたときは一旦どこかでテンションを開放して、すっきりした頭で考え直すことが必要です。

1949年の歌がすっかり気に入って「Tots a punt, sempre amunt, Barcelona! Plens de fe i sense perdre l'ale!」とずっと口ずさんでいます。リーガ第28節はバルセロナ 2 - 1 デポルティーボロナウジーニョって今年17ゴールも決めてたのか。メッシとエトーは7点ずつで、この2人が怪我で長く休んでなかったらどんなシーズンになってたのかなとか考えてしまう。デポルは若手に切り替えてきてるのは知ってたけど、マジで馴染みのない選手が多くて驚かされる。エストジャノフは5年前ぐらいのコパアメリカで見て以来好きな選手ですが、今日はエトーに顔を叩かれたとき倒れてのた打ち回る演技をしたのに主審にスルーされていて可笑しかった。昨年までバルセロナBにいたベルドゥは攻撃的なビルドアップの中心になっており頼もしかった。激しいチェックも多く無駄に熱くなった部分はあったけど全体に動きが途切れず両チームが高い位置で仕掛け合う面白いゲームでした。裏へ抜けるメッシにロナウジーニョが出した中ロブのようなパスはジョガボニートを体現したような綺麗なゴールを演出するものだった。相手のクリアミスを見逃さないエトーのunintentionalなボールに対する反応の良さを見ていると、やはり無意識の世界に属しているストライカーって感じがしてくる。中途半端に戻したパスをインターセプトされて無様に失点したのは残念だけど、おかげで最後までデポルの良さも出て緊張感のあるエキサイティングな試合になりました。なんかデポル戦って好きだ。この両チームでやるといつもお互いのダイナミズムがかみ合って負けて悔いのない気持ちのいい殴り合いになる気がする。勝っても負けても面白い試合になるのがデポルティーボで、どっちの結果でも不愉快なのがバレンシアって感じです。