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ハワイの青い空と海にみずみずしい少女のボディが踊るアロハロシリーズのDVDは、少女好き且つトロピカルリゾート大好きなコロニアリストの僕にとっては理想的な世界です。シリーズで最も好きな作品は意外と高橋愛だったりする。もちろん後藤真希のアロハロも2004、2006ともに、弛緩したキャラが南国の怠惰な空気に相俟って至高のリラクゼーションを演出しストレスフリーなバカンスの幸福を堪能させてくれる素晴らしいビデオになっています。

そして現在楽しんでいるのが最新作の『アロハロ！田中れいな』です。決してポジティヴとは呼べないような要素が逆にれいなの個性を生々しく伝える優れたイメージビデオだと思う。見ていて何と言うかバカさ加減にうんざりする。凄く頭の悪い犬を飼ってるみたいな徒労感に襲われます。あと天然なのか作為なのかわからないけど周囲の空気を意に介さない自閉症的なテンションの高さがたまらなくうざい。みんなといるときは無視されていて可哀想に思うんですが、それが一対一でこちらに向けられ娘。の誰かではなく自分が被害者になってみると激しく不快で、煙たがられるのもよく分かります。でもこういう人格的な欠陥をもリアルな人間性としてキャラクターの魅力に取り込むのがアイドルを目指す少女たちのドキュメンタリーから始まったモーニング娘。の伝統でもあるので、このDVDも高く評価して良いものだと思います。

ハローがいっぱいでは田中れいなと梨沙子が対談していて、あまりにも違いすぎる世界を持つ2人だけに発生する緊張感が心地良かった。しかも梨沙子が童話のプリンセスっぽいドレスで、れいなは猫耳を付けてwhorishな衣装を着ており、王女と娼婦が並ぶビジュアルの面白さもありました。トークではれいなの空回りと梨沙子の戸惑いが意外と噛み合って見応えあるショーになっていた。梨沙子の可愛さときたら最早この世のものとは思えず筆舌に尽くしがたい。梨沙子はハンバーグを1人で作れるらしい。ハンバーグを作っている梨沙子にいい奥さんになれるよと言って恥ずかしがらせたい。そして梨沙子が作ったハンバーグを冷凍保存しておいて夜にお腹が空いた時などハンバーガーにしたりカレーに入れたりして食べたいです。