Joga Bonito

美勇伝が台湾で歓迎されていたようで喜ばしいことだ(記事)。折角アジアがテーマの歌なんだから10年記念隊とかでも行けばいいのにと思う。僕らが生きるMy Asiaって複数形と単数形が混在していて非常に気持ち悪い。でもこういう大雑把なセンスも僕らの愛するアイドル文化の風味なのでポジティヴに楽しみたいです。今日は℃-uteの舞美と舞ちゃんの誕生日でした。あの小さかった舞ちゃんが11歳という少女の花盛りを迎えるなんてまさに光陰矢の如しですね。キッズの世代がとにかく好きだ。梨沙子・愛理・千聖と同じ学年にはエッグの花音や憂佳もいるし、その上の友理奈・早貴・栞菜とは後藤夕貴森咲樹湯徳歩美が同年齢で、U-13のカテゴリはなかなかに層が厚く将来が楽しみすぎる。同級生の関係というのはそれだけで存分に萌えを喚起してくれる要素です。小春と古川小夏で何かを結成して欲しい。

ロンドンで行われたブラジルVSポルトガルを40分ぐらい見ました。サッカーという装置から最も美しいものを引き出す2チームの対戦とあって、ゲームが液体のように滑らかに流れておりとても感動した。フランシス・ベーコンの絵みたいな感じで、それはまるでサッカーに対する認識、パースペクティヴというもの自体を問題にする試みのようでもありました。こういうのを見るとシンボリックな言語の無力さ、サッカーを語るということの馬鹿馬鹿しさを改めて考えてしまいます。無限の変化と流動性に対して言葉は嘘をつくことしかできないし、社会の同意にのみ基づき形成されるスピーチパターンにより、正しいことや意味のあることを語るためには結局みんなが同じことを言わなければならなくなる。高度なフットボールは、言語や「語る」こと自体と相容れない、固定化された思考のパターンから僕らを自由にしてくれるものであって欲しいです。ブラジルは随分と若手に切り替えてきていた。針金細工の大きなネズミみたいにかっこいいエジミウソンは、ワールドカップに出れなかったこともあり代表で活躍してる姿を見ると一際うれしい。クアレスマも何か久しぶりだ。バルセロナでの失敗は残念すぎるけど、今にして思えばあの状況下ではどうしたって無理だった気がする。やっぱりこういうのってめぐり合わせなんだろう。いるべきときにいるべきところにいるということが、相対的に決まる選手の能力においては最も重要な決定要因だと思うので、だからこそ挫折を乗り越え今再びワールドサッカーのトップステージに返り咲こうとしている彼の輝きには感嘆を禁じ得ません。