You’ve been hit by, you’ve been struck by, a smooth criminal

ラシン 0 - 3 バルセロナ。開幕3連勝は99/00シーズン以来らしい。3試合いずれも3得点。この開幕3節で9点というのは79/80以来だそうだ。最近は守備が上手くなって、昔みたいに3点取った後2点返されてほうほうのていで逃げ切るようなことがなくなったのがいいよね。でも今日は内容的には苦しかった。エル・サルディネーロはもともと嫌なストレスの多いスタジアムなんですが、2試合で勝ち点、ゴールともに0という危機感ゆえか高いモティヴェーションでプレーするラシンに苦しめられました。密度の高いディフェンスに捕まってリズムが作れなかったりミスが頻発したりとイライラさせられた。ある意味0-0よりもドキドキする0-1の時間が長くて緊張感で死にかけた。やっぱりリーガのアウェイゲームって厳しいです。

今回はフォワードの決定力で何とかなったけど、昔なら攻めあぐねるうちにカウンターの一刺しを食らって負けていただろう。ジュリのドリブルからのシュートとかサッカーの正義からすれば犯罪に近い理不尽な個人技だ。エトーは3試合で4ゴール。エトーバロンドールに推す声が多く聞かれる昨今ですがどうなるでしょうか。今日も相変わらずレイシストのサポーターグループから野次られていたものの(Kick It Out)、切れることなく冷静にプレーできたのは良かった。選手交替が結果につながったのも嬉しい。今節はテュラム、モッタ、ベレッチを連れてきていなかった。ローテーションシステムって、あまりそれ自体の実行にこだわりすぎると失敗しそうな気もしますが、今のところは効果が出ている。ザンブロッタは、オーバーラップのタイミングや繋いでいく中での絡み方など、試合を重ねるごとにチームのパーツとして機能するようになってきた気がする。今日は初めてのイエローカードも貰ったし、今後ますます実力を発揮してくれそうな予感だ。プジョルの怪我については事情がよく分からなくて心配です。プジョルマルケスは202cmのジギッチについて、高さで巨人に負けるのは仕方ないけど競った後のセカンドボールをしっかり見ようという示し合わせをしていたらしい。ジギッチはマジででかかったです。