White Men Can’t Jump

リーガエスパニョーラがまたテレビで見れてうれしいです。WOWOWの努力には感謝したい。今年のリーガで興味あるのはビクトールフェルナンデスのサラゴサかな。ダレサンドロはやっとスペインに来たかって感じだ。

ホーム開幕戦はバルセロナ 3 - 0 オサスナ。序盤から非常にリズムが良く、チームがオーガニックに反応していく様子は見ていて快感だった。コンディション面で心配していたロナウジーニョも調子が戻ってきたようで安心した。3ゴールともスリートップそれぞれの持ち味が出たいい点だったです。スローで再生されるエトーのゴールシーンを見ながらOnly you can make this world seem right . . .という歌が脳内で聞こえていました。ディフェンスラインの死角を突いて飛び出す黒い影は、ヨーロッパの主体が抑圧した無意識の逆襲を象徴しているようにも思えます。

テュラムはやっぱり何か違う気がする。ちょっとした場面場面で選ぶオプションに違和感を感じてしまう。でもザンブロッタが前節に比べ随分フィットしてたし、こういうことって時間とともに上手くいきそうかなとも思う。インタビューを読むと、スペインのサッカーに新鮮さを感じながら積極的に適応していこうという姿勢が伺えて心強い。新しい環境に馴染みつつもイタリア的な守備の精髄をチームにもたらして欲しいです。ビジュアル的にはテュラムは異常なほどかっこいいよね。クリスタンバル以来のかっこよさです。なんか黒人のセンターバックが好きだ。誰よりも高く飛んでクロスボールを弾き返すプレーに美しさを感じます。

去年強かったし昔ホームで負けた覚えもあるので、オサスナはけっこう嫌な相手だって思ってた。でも考えてみたら毎節、どの相手に関してもそう言ってるような気がするな。僕はリバウドと同じ悲観主義者なので、悪いことや嫌なことほどよく覚えているのです。アギーレがいなくなった今日のオサスナは、それなりにがんばってる時間帯もあったけど、脅威を感じるような状況にまではならなかった。リカルドは昔バジャドリに4-0で勝ったときのキーパーだった印象が強い。彼はこれまでカンプノウで何ゴール決められているんでしょうか。

この日はおなじみのトレーナーの人が引退されたというので試合前にセレモニーがあった。もちろん僕がこのチームを見始めてからもずっとベンチにいたのでかなり寂しく思う。スタンドではストイチコフ、アレシャンコ、ベギリスタイン、エウゼビオが並んで観戦していてかなり笑ってしまった。そういえばバルセロナアルセナルのユースシステム構築に協力するという契約が結ばれたらしい(FCBarcelona.com)。このグロンドーナってAFA会長の息子だよね。なんかロベルト・トロッタがアルゼンチン3部のチームの監督になっていた。ファンになって間もないころのリーベルプレートにいた懐かしい名前です。