Aus der Neuen Welt

FCバルセロナ新大陸ツアーより、天使の街ロスアンジェルスで行われたグアダラハラとのゲームを見ました。シーズンオフに入った5月下旬以来サッカーに飢えていたせいもあり、異常に面白かった。明らかにヨーロッパと違う客層が中南米特有のむせ返るような熱気を放っている上に、スタジアムが醸し出すアメリカンスポーツの雰囲気も加わり、普段ではまず味わうことのない不思議な空気が画面を満たしていた。しかも競技場自体もともとサッカーをするところじゃないらしく、ピッチが変な狭さだった。多分ラージョのスタジアムとかより更に小さかっただろう。最初はやりにくそうだった選手たちが徐々に適応して、限られたスペースを巧く使うようになってきたのはおかしかった。その他全体的にいつものような緊迫感は無く、途中でいきなりグラウンドのスプリンクラーが作動したり、4人がフリーで入ってくるというありえないゴールシーンが見れたり、グアダラハラが普通に本気だったりと妙な試合だったけど、チャンピオンたちのプレーを客席が楽しんでる雰囲気が伝わってきてそれが楽しかったです。楽しいというのは最も大事なことですよね。僕としてもバルセロナのゲームを見るの自体久しぶりなので、見れたことがとにかくうれしかった。ロナウジーニョも思ったより元気そうでした。あとはゴメス、サストレ、オルモ、ドスサントスジョルケラのいとこのクロサスとか、見たいと思っていた若手選手たちのプレーが楽しめたのも良かった。この中で何人がチームに残れるのだろう。かつてメッシと同時期にBチームからピックアップされた選手たちの中でもベルドゥ、ロドリはデポルティーボ、けっこう期待していたハビートは今季からギリシャのチームでプレーするとのことでかなり寂しいです。そんな中ルベンは、未だ背番号28という扱いではあるものの、今年もサードキーパーなんですね。発表されたシャツのナンバーで、新加入の3人以外で変わったことといえば、サビオラに22番が与えられていることとエスケーロが18番になったことぐらいかな。集合写真では、サビオラ以外みんなチャンピオンらしい自信に満ちた表情をしています。