でもやっぱり明日にしとこう

T. T. Charlieによる天才てれびくん97年シーズンのオープニングテーマ「パリは恋の街」を歌いながら機嫌よく自転車で走っていたら警察の人に呼び止められた。ヨーロッパチャンピオンを逮捕するなんてひどい女だなと思いながら話を聞いてみると、反射材を付けた方がいいよというありがたいアドバイスでした。確かに今のままだと暗いところで見辛く夜間の走行が事故に繋がる危険性があったので、注意して貰えて命拾いしたようなものです。昔ツインピークスのジェームズ・ハーレーの真似をして、郊外のテニスコートの帰りとかに自転車で、視界ゼロの漆黒の暗闇の中をライトも点けずに全力疾走していたことを思い出します。あのとき何かにぶつかって死んでいれば良かったんだ。チャンピオンズリーグファイナルから1週間たってやっと普通のテンションに戻ってきました。先週は神経が剥き出しになったみたいに異常に敏感になっており、パリとか優勝とか僕の周りで言わないでとみんなに頼んでいた。でも大きな耳が左右に広がった後藤真希の顔がトロフィに見えたりしてかなり怯えるなど、いずれにしても極限状態だった。今はというと僕らのチームはチャンピオンオブチャンピオンズなんだぜと自慢しては鬱陶しがられる毎日です。今年中にあと200回は言うと思います。

そういえば今シーズンの天才てれびくんを全く見ていない。春から色々あって見れずにいるうちに入っていくタイミングを逸してしまいました。やはりあれは週百数十分を生活の中に組み込み規則的なリズムを掴んでいくことが重要なアクティヴィティですから、いきなり途中から流れに飛び込むのは無理で、戻れるとしたら第12週目終了後ブレイクに入ってからかなと思います。今までトップページをチェックしてくださっていたらすみません。ああいう文章を書くことって、少女をテクスト化することにより自らの主体の内なる衝動をシンボリックな言語で代替するという、僕にとっては必要不可欠なメンテナンスの一環でもあり、やめてしまうと欲望をコントロールしきれなくなるのです。だから必ず戻ります。