Water, water, every where

The rain in Spain stays mainly in the plain.とデイビッド・ベッカムに言わせたい。王宮の舞踏会に出してもバレないような立派なレディに育て上げたいです。週末のリーガは優勝が決まるかもという重大局面だった訳ですが、実際僕等を待っていたのは想像を絶する結末でした。セビージャ対バルセロナは荒天のため順延に(FCBarcelona.com)。それもスタジアムに雹が降り注ぎ観客席を大量の水が滝のように流れ落ちるという、まるでX-MENのストームが来たみたいな半端じゃない荒れ模様だった。結局ピッチに溜まった水を処理することは出来ず試合は延期、よって優勝はお預けとなりました。というかバレンシアが勝ったのでどっちにしても今節では決まらなかったんですけどね。こんな状況で無理にプレーして怪我したり極度の疲労が残ったりするよりは、多少スケジュールが厳しくても先延ばしになったのはいい結果だったように思えます。セビージャもバルセロナもミッドウィークに超重要な試合が控えていることを考えれば貴重な休みをくれたこの天変地異はある意味恵みの雨といえなくもない。むしろ人知を超えた力が味方してくれたんだと信じたいです。セビージャで大雨が降ってゲームができなくなったことってちょっと前にもあったよね。あれは2年前のベティス戦だったっけ。ロナウジーニョがぬかるんだピッチにダイブしてはしゃいでいた。そのときもMy Fair Ladyを引き合いに出して何かコメントしたのを覚えています。試合がなくなったのでずっと前に録画したワールドカップ予選のスペインVSサンマリノを見ていました。今のバルセロナでは絶対やらないようなシャビとデラペーニャの中盤に痺れた。でもサンマリノ相手だからこんなに通用してたのかな。来年はアンリとかよりルケを獲って欲しい。未だワールドカップが近づいてるって気がしてきません。自国開催の前回と比べ予選なども全然見てないせいか自分の中で興味が湧いてこない。とはいえ今はどこの国もリーグの終盤戦で、みんな自分たちのクラブの大事なときなので、代表のことまで考える余裕が無いのが普通ですよね。シーズンが終わってお腹がいっぱいになった後でも4年に1度の祭典は別腹的に楽しめるはずだ。今回はスペインかアルゼンチンが優勝して欲しいです。