Winning Ugly

印刷したテクストの語数を数え続けるという不毛な単純労働を3時間もやらされて気が狂いそうだった。しかも隣の席の奴が3時間に渡って独り言を呟いていてマジでイライラしました。僕がウルヴァリンだったら間違いなくアダマンティウムクローでガリッとやってしまっていると思います。エジミウソンにしてもマルケスにしても複数のポジションできるということが過労、そして怪我につながった感じなのかな。オレゲールがサイドに移ったことによりここしばらくはセンターバックタイプ4人がフル稼働しており、このポジションの控えがいなくなってしまったのが今回の危機のはじまりでもあったのでしょう。ヘタフェ戦を見たけどプジョルとオレゲールが普通にセンターにいるにも関わらず守備がヤバかった。攻撃もミスパスが多くリズムが作れてなかった。ここ最近あまりいい試合はしてないよね。勝ってるから別にいいんだけど。いつも完璧な試合が出来るチームなんてないし、いいプレーが出来ることもあればそうでないこともある、それを織り込み済みで勝ち点を計算できる今のチームって色々な意味でバルセロナらしくないなと思います。昔は90分通してのプレー内容がゴールや勝ち点に直結する感じだったけど、今は悪ければ悪いなりにその事実を受け入れて、守備を固めながら選手の能力を最大限に活用した現実的な対策を考えることができる。でも個々のスピードやテクニックをベースにしたアクロバティックにつないだカウンター攻撃での得点とかだと、なぜ勝ったのかと言う脈絡や論理をあまり語れないのが面白くない。後半イニエスタが中盤の底に入ると急にボールが回りだして攻撃的なポゼッションができるようになり、これはバルセロナっぽい論理だと思いました。ここにはモッタ、マルケスエジミウソンの系列じゃなくシャビやグアルディオラのようなタイプがいてほしい。それだったらここまで勝ててなかったかもしれないですけど。フィリップコクーの有り難みが最近分かってきた。随分久しぶりに見たナノは元気そうだった。今でも奇抜なファッションが好きなのかな。ナノってかなり若いときからプレーこそしてないもののトップチームの試合で控えに入ったりしてましたよね。FIFA2001バルセロナにもいるし。