The Call of the Wild

また季節が巡り花粉症が本格化してきて辛いです。安い薬のせいで喉がカラカラだ。昨日のハロモニのアドリブリレー物語で後藤真希が勝手に自分が3番目と決めたことに対し吉本新喜劇の辻本さんがつっこんだ場面を繰り返し見ているんですが、2列目にいるれいなさゆ紺野に一言ボソッと一方的に告げたと思うと話し合いに参加する意欲をまったく見せず吉澤ひとみあたりも完全に無視してグループから離れていくごっちんが、見れば見るほど怖いです。相談してるところってオンエアではちゃんと流れないからどうでもいいのはわかるんだけど、彼女たちの間に厳然と存在するヒエラルキーや馬鹿馬鹿しいゲームにうんざりしている素顔が見えた気がして背筋が寒くなった。新曲のパフォーマンスでは幼い体をくねらせて踊っている小春が魅力的だ。もう曲がどうとかの問題じゃない。ていうか音楽が好きで見てるわけじゃ最初からありません。

音楽と言えば今相当はまっているのはハイドン交響曲です。モダンオーケストラを自在に操って刺激的な世界を展開するアーノンクール指揮コンセルトヘボウによるロンドンセットを聞きながら『Into the Wild』という本を読んでいます。たぶん8年前ぐらいに買ったもので久しぶりに数ページ読んでみたら異常に面白くて1時間ほど完全に没頭してしまいました。ナチュラル・マン、みたいなアメリカ文化に伝統的なロマンティシズムが20世紀終盤にどんな末路を迎えたのか非常に興味深い観察がなされています。この本の作者はシアトルでは地元出身の作家と言うことで本屋に特設コーナーがあったりして、どのタイトルも面白そうだなと昔から思ってるんですが、今読んでるの以外ではエベレストでの遭難の顛末を描いた『Into Thin Air』しか持っていません。今度暇があったら何か別の作品を買ってみようと思います。最近自宅から昔の本やCDを大量に持ってきて懐かしい日々を過ごしています。同じものを読んでも当時とは感じ方が全然違ったりするのって楽しいですね。