Fallout: New Vegas

Dead Space 2のデモが面白すぎて本編をプレイするのが待ちきれない。ここ2週間ほどやってたFallout: New Vegasがとりあえず1周終わりました。途中あらゆるバグに見舞われ異常な頻度でゲームがフリーズする厳しい旅だったけど,ストーリーが面白くて概ね楽しめた感じです。

1つのメインストーリーミッションをクリアする過程で連鎖的にサイドクエストが発生して,回り道を強いられる煩雑な構造に苛立たせられたことも,今となってはいい思い出だ。何を目的に行動しているのか忘れてしまって,Leaving Las Vegasのニコラスケイジのように,カジノの明かりに照らされた道端に空虚な表情で呆然と座り込んでしまうこともしばしばでした。噴水前のベンチで,The Topsのネオンサインを空ろな目で見つめながら数時間座っている,ピンクのドレスを着たヘザーグラハム似の女がいたらそれが僕です。

文明が一掃されどこまでも空漠の広がる,Wastelandの情景が大好きだ。あらゆる社会的秩序から自由になれる荒野の空気が心地よくて,意味なく散歩してしまいます。こういうのって自分なりのキャラクターを設定してそれを演じるのが楽しいわけですが,1回目はSmall GunsとEnergy Weapons,さらにLockpick,Scienceとか分かりやすく有用なスキルに振った面白みのない保守的なテイストに仕上がってしまったので,次は近接特攻型でLuckベースの破天荒な生き方をしてみたい。

ロールプレイとして前作からやってることは,徹底的にグールを蔑み差別するレイシストキャラです。グールを満載したロケットを爆破するのとか痛快だった。でも今回はグールに出会う機会自体が少なく中途半端に終わってしまったので,今後メインストーリーの別ルートやサイドクエストをプレイする中で楽しめればいいなと思っています。というかバグが多すぎて2回もやる気がしない。