後藤真希

昨日は後藤真希の復活を告げるPremium Mini Liveの配信を見ました。彼女がデビューしてから卒業するまでの間,僕が一番好きなハロー!プロジェクトメンバーはずっと後藤真希だったというのをご存知ですか。だから久しぶりに聞くナチュラルなお喋りの声が懐かしくて相当感傷的になりました。狼のようにワイドに口を開くスマイルも話の合間にフフッって喉から息を吐き出しながら笑う感じも昔のままで,ごっちん大好きだよと久しぶりに思った。動物っぽい顔の女の子が好きっていつも言ってる訳ですが,僕にとってそのジャンルで百獣の頂点に位置するのが後藤真希です。

彼女は僕がモーニング娘。ハロー!プロジェクトというものにそもそも興味を持ったきっかけでもあるので,田中れいなとかキッズ世代のメンバーとかが後藤さんに憧れて加入したというのを聞くと好きなアイドルを共有する親しみを覚えるし,その田中れいなに憧れているという小川紗季には脈々と継承される血統を感じたりもする。ハロー!プロジェクトの魅力は10年を超えて連綿と織り成す歴史の量であり,常に蓄積したコンテクストが与えられる中でアイドルの意味が生まれていく構造にあるんですよね。A man without history is a man without a soulという言葉を知っていますか。歴史や伝統の重要性を理解しない人間ってくだらないと思う。

さらに後藤真希は僕にとっては同年に生まれた前田亜季との比較において90年代チャイドルモーニング娘。という2つのアイドルブームをリンクする存在でもあり,今無様に終わりを迎えようとしている僕のアイドルファン人生の中で常に重要な位置を占める存在であったことは間違いありません。