Born in sin, come on in

今日は気分だけでも暑さを和らげようと思い『Storm of the Century』を見て真冬のニューイングランドの猛吹雪に浸っていました。ABCがこれを放送したときちょうど僕はアメリカにいてテレビで見たので,色々な意味で思い出が多く懐かしい作品です。たしかこれって前後編が土日のプライムタイムのスペシャルで,金曜の夜には脚本を書いたスティーヴン・キングトークショーに出て宣伝していたのを覚えている。ペーパーバックの裏表紙とかで見た若い頃の写真と違ってすごく痩せていたのに驚きました。

最近スティーヴン・キングの作品を映像化したものをよく見ていて,『ザ・スタンド』とか『トミーノッカーズ』とか『ナイトフライヤー』とか『It』(1990年版)とか,映画よりもテレビ用に作られたいわゆるTVムービーの方がミゲル・ファーラーなど好きな俳優が登場したりして楽しいです。フィードラーの言ってたような精神分析的な論理のアメリカンゴシックの継承者としてキングはシリアスな文学研究の対象にもっとなっていい気もする。と言ってどんな新しいことが議論できるかと問われれば上手く答えられないけど。

あと『The Dead Zone』を見始めました。多分中学生ぐらいのとき原作は読んだことがある気がするけど,あれって6シーズン79話も続くような話だったっけ。前に映画化されたときはクリストファー・ウォーケンとかが出てたんだよね。近頃ドラマシリーズを最初から最後まで見ることがなかったので,久しぶりにどっぷりはまってみたいです。